Amazon WorkMailを使ってみた

Amazon WorkMailを使ってみたのでご紹介します。

 

Amazon WorkMailとは?AWSのサイトに以下のように記載されています。

メールのサービスであることは分かりますがどんなものなのでしょうか。会社のメールサーバを置き換えることができる程のものなのでしょうか。

Amazon WorkMailについて https://aws.amazon.com/jp/workmail/

 

気になる料金を先に確認しておきます。

 

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では早速触って見たいと思います。 

WorkMailはAWSコンソールのエンタープライズアプリケーションの中にあります。

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WorkMailをクリックすると早速Unsupportedの文字が。。。

2016年2月現在ではEU、米国東部、米国西部の3リージョンでしかサポートしてないようです。とりあえず米国東部で進めてみます。

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WorkMailのスタート画面が表示されたら、Get startedをクリックします。 

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組織のセットアップ画面になります。QuickとCustomがありますが、お試しなので

Qucik Setupで進めてみます。

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メールドメインの名称を決定し、Createをクリックします。

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 早速メールドメインが作成されますが、20分ほどかかるようです。 

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StatusがActiveになったら完成です。

Default Mail domainに前の画面で入力したドメイン名が表示されます。

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作成したドメインにユーザ等を追加設定していきます。Aliasのリンクをクリックします。

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Add userをクリックします。f:id:hiroki1208:20160228021434p:image

 

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新規ユーザを作成するので、Createをクリックします。

もしディレクトリにユーザが存在していればここで選択することもできそうです。

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ユーザ名や表示名を入力して、Next Stepをクリックします。

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Eメールアドレス、パスワードを入力し、Add userをクリックします。

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無事ユーザが作成できました。

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ユーザができたのでこのユーザでメールが使えるのか試してみたいところですが、

その前に他のタブを少し見眺めてみましょう。

 

groupsタブ

グループアドレスの設定が出来そうです。

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resourcesタブ

スケジューラで使用するリソースが定義出来そうです。

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domainsタブ

ドメインの追加、削除が出来そうです。

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Mobile Policyタブ

パスワードのポリシー設定等が出来るようです。

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Organization settingsタブ

こちらで設定したメールのアプリケーションリンクが確認できます。

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Organization settingsのWeb Applicationのリンクをクリックします。

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amazon WorkMailのサインイン画面が表示されます。

作成したユーザでサインインしてみます。

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以下がamazon WorkMailのメール画面です。

メールはもちろん、カレンダーとアドレス帳の機能があるのが分かります。

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カレンダーの画面です。

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アドレス帳の画面です。

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作成したこのユーザのアドレスに、外部からメールを送ってみます。

Gmailから送ってみたところちゃんと届きました。

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メールを開けたところ。

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如何でしたでしょうか。簡単にメールサービスが建てれましたね。

もちろん会社のメールとして使うならもっと詳細設定は必要ですが、簡易にメールサービスを用意したいといった場合一度お試ししてみては如何でしょうか。

 

 

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